ページタイトル:淵神社のクスノキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:淵神社のクスノキ 名称 淵神社のクスノキ (ふちじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 16m(注1)
目通り幹囲 5.2m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 長崎県長崎市淵町
 〃 3次メッシュコード 4929−16−08
 〃 緯度・経度 北緯32度45分30.3秒
           東経129度51分38.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2015年3月26日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による





 長崎市街地の西に、標高333mの稲佐山(いなさやま)が聳える。逆に稲佐山からは、長崎湾を挟んで、市街地が手に取るように見えるため、絶好のビュー・ポイントとなっている。(夜景の美しさが有名。なお、晴天の日には、雲仙や五島も見えるそうだ)
 道路も出来ているが、山頂に直行するロープウェイもある。そのロープウェイの山麓駅が淵神社のすぐ隣にある(駅名は「淵神社駅」)。
 従って、淵神社にもたくさんの人が訪れるのだが、天然記念物でもない無名のクスノキに興味を示す人は殆どいないようだ。
 九州で巨木と言えば、まずクスノキである。これくらいのクスノキは、身近にあるのが普通だ。強く興味を引かれないのが当たり前なのだろう。羨ましいことである。
 左図のクスノキは、淵神社の参道脇。石段の登り口付近に立っている。
 1945年8月9日の原子爆弾に被爆しただろうと思われるクスノキである。
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