ページタイトル:江住薬師のムクノキ 当サイトのシンボル・ロゴ

画像:江住薬師のムクノキ(幹と並ぶ) 名称 江住薬師のムクノキ (えすみやくしのむくのき)
名称の典拠 なし
樹種 ムクノキ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 5.2m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 和歌山県西牟婁郡すさみ町江住
 〃 3次メッシュコード 5035−24−18
 〃 緯度・経度 北緯33度30分46.4秒
           東経135度36分16.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2014年3月19日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による





 江住薬師の名は、集落内ではよく知られる名だが、薬師堂と呼ばれるような堂宇があるわけではない。コンクリート製の小さな仏龕(ぶつがん)に、摩滅して、もう像容がよくわからなくなった石仏が1体納められているのみである。従って、地図にも載っていない。
 でも、この土地では愛され、親しまれているようだ。私が所在を尋ねたご婦人も、いかにも嬉しそうに教えて下さった。
 ムクノキは石仏のすぐ後ろ。小さな仏様を守るように立っている。
 主幹そのものは、まだ物足りない太さのように思うが、板根となって発達したムクノキ独特の地際の姿が逞しい。環境省(及び旧環境庁)の巨樹測定要項にあるように地上1.3mで測れば、確かに上記の数値くらいはありそうだ。
 樹齢もそれほど経ていないように思われる。
 まだまだ元気に大きくなりそうである。
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