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名称 恵蘇八幡宮の大樟 (えそはちまんぐうのおおぐす) 名称の典拠 現地の案内板(注1) 樹種 クスノキ 樹高 32m(注2) 目通り幹囲 9.0m(注2) 推定樹齢 300年以上(注2) 所在地の地名 福岡県朝倉市山田字恵蘇宿(注3) 〃 3次メッシュコード 5030−06−30 〃 緯度・経度 北緯33度21分56.0秒 東経130度45分31.1秒 福岡県指定天然記念物(1963年1月9日指定) 撮影年月日 2009年8月1日 注1)旧朝倉町教育委員会が設置(設置年月不詳) 注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による 注3)2006年3月20日、1市2町が合併して朝倉市誕生。旧行政区は朝倉郡朝倉町 西暦661年5月9日、百済救援のために朝倉橘広庭宮に移った斉明天皇は、病気と長旅の疲労で床に伏し、同年7月24日崩御。68歳だった。 皇太子中大兄皇子(なかのおおえのおうじ。後の天智天皇)は、母であった天皇の遺骸を一時朝倉山上に殯葬し、山腹に簡単な丸木柱の小屋を建て、そこで12日間喪に服されたと伝えられている。 その「木の丸殿(このまるでん)」跡がここだという。 跡地には恵蘇八幡宮が建立された。祭神は八幡神である応神天皇と、斉明天皇、天智天皇。 八幡宮境内の端、国道側の斜面上に、1本の大クスノキが立っている。 幹に数多くの蔓が巻きついているが、樹勢は良い。 国道を挟んで反対側には水神社の大樟も立つ。セットでご覧になるのがいいだろう。 |
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