ページタイトル:恵隆寺のイチョウ 当サイトのシンボルマーク

画像:恵隆寺のイチョウ 名称 恵隆寺のイチョウ (えりゅうじのいちょう)
名称の典拠 「ふるさと回廊あいづ(名木)
樹種 イチョウ
樹高 34m(注1) 今はずっと低い
目通り幹囲 5.6m(注1)
推定樹齢 800年(注1)
所在地の地名 福島県河沼郡会津坂下町塔寺
 〃 3次メッシュコード 5639−25−84
 〃 緯度・経度 北緯37度34分29.0秒
           東経139度47分58.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2017年7月7日

注1)福島県公式ウェブサイト中、会津若松建設事務所の「ふるさと回廊あいづ(名木)」による





 JR只見線塔寺(とうでら)駅の東北東約1.4km。県道43号(会津坂下山都線。昔の国道49号)の北に、真言宗豊山派金塔山恵隆寺がある。
 仁王門を潜ると、正面に萱葺きの観音堂(国重文)があり、堂内に十一面千手観音菩薩(これも国重文)が安置されている。高さ2丈8尺(約8.4m)の大きな立像である。寺伝では、弘法大師がカツラの大樹から彫り上げたとされ、そのため、しばしば立木観音と呼ばれる。(恵隆寺という寺号よりむしろ「塔寺の立木観音」と言った方が理解が早い)
 観音堂に向かって右手に、「小金塔」と名付けられた小さな三重塔があり、その前にイチョウが立っている。
 何があったか、イチョウは頭部を失っているようだ。そのため、上記データよりも樹高はかなり低い。
 樹高以外のデータにも少々サバ読みがあるようで、幹囲も5mに達していないのではなかろうか(実測したわけではないので、私の勘違いかも知れないが)。樹齢についても、実際はこれより遙かに若いと思われる。
ボタン:福島県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る