ページタイトル:円蔵院のイチョウ ロゴ:人里の巨木たち

画像:円蔵院のイチョウ 名称 円蔵院のイチョウ (えんぞういんのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 28m(注1) 今はもっと低い
目通り幹囲 5.1m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 千葉県南房総市千倉町北朝夷(ちくらちょうきたあさい)(注2)
 〃 3次メッシュコード 5239−37−46
 〃 緯度・経度 北緯34度57分34.9秒
           東経139度57分07.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2014年5月18日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(U)」による
注2)2006年3月20日、安房郡の6町1村が合併して南房総市誕生。旧行政区は安房郡千倉町(ちくらまち)





 2014年3月に閉校となった朝夷小学校の南西約300m、川尻川の対岸に、真言宗智山派新福山円蔵院がある。里見氏の庇護を受けた、なかなかの大寺だったらしい。本堂・庫裏・客殿など、市指定文化財も多数。
 大イチョウは、向かって左端に建つ宝形造りの御堂の横。近くには大きな宝篋印塔もある。
 御堂の名がわからないが、その前に「百観音霊場巡礼満願」碑(2012年建立)があるので、もしかしたら観音堂なのかも知れない(円蔵院本尊は地蔵菩薩らしい)。
 大イチョウは、主幹を低い位置で失い、大きく切り詰められた姿である。 至る所から、うるさいほどに数多く小枝が出ているのは、切り詰められたからだろう。
 イチョウに何があったのか知らないが、枯れてしまう心配はなさそうである。
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