ページタイトル:円龍寺の大イチョウ 当サイトのシンボル

画像:円龍寺の大イチョウ_1

画像:円龍寺の大イチョウ_2
 イチョウの幹を覆うヒメノキシノブ(?)
名称 円龍寺の大イチョウ (えんりゅうじのおおいちょう)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 イチョウ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 5.2m(注2)
推定樹齢 500年(注3)
所在地の地名 岐阜県岐阜市大門町
 〃 3次メッシュコード 5336−16−01
 〃 緯度・経度 北緯35度25分26.9秒
           東経136度45分54.3秒
岐阜市指定天然記念物(1960年4月指定)
撮影年月日 2011年6月5日

注1)岐阜市教育委員会が設置?
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注3)円龍寺が設置したイチョウの解説板による





 岐阜市中心部の一角、県道152号鶯谷トンネルの西口近くに、真宗大谷派円龍寺がある。平安末期の応保2年(1162)創立とされる古刹だ。
 明治24年(1891)10月28日早朝におきた濃尾大地震は、岐阜市内に大火災を引き起こした。円龍寺の過去帳には、「天柱地軸一時ニ破裂ノ声ト共ニ鳴動ス。鍛冶屋町ヨリ出火シ岐阜一円赤土トナル。吾寺ノ銀杏ヨリ水気ヲ発ス、火近クマデ来ルモ遂ニ南進ヲ中止ス」と記されているという。(寺が設置した案内板より)
 寺を類焼から守った「火伏せ銀杏」は、山門を入ってすぐ右手に立っている。ご覧のように、その姿は県道からもよく見える。
 単幹の大イチョウで、予想していたより樹勢が良かった。太い幹には、ヒメノキシノブだろうか、たくさんのシダが着生していた。
 強風が吹けば落葉もあるだろうが、銀杏の周りには葉1枚落ちていない。周囲がきれいに整えられているということは、イチョウも大切にされているということなのだろうと思われる。
 
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