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名称 円明院のカヤ (えんみょういんのかや)
名称の典拠 なし
樹種 カヤ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 5.6m(注1)
推定樹齢 伝承900年(注2)
所在地の地名 千葉県君津市山本
〃 3次メッシュコード 5340−00−04
〃 緯度・経度 北緯35度20分36秒
東経140度03分23秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2014年5月19日
注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)樹下の案内板による
JR久留里線下郡(しもごおり)駅と小櫃(おびつ)駅の中間付近、JR線と国道410号を西に見おろす高台に、真言宗智山派清水山圓明院(円明院)がある。
境内に立つ直幹のカヤがすばらしい。
雌株のカヤで、実をつける。(最近では、結実は一年おきのようだ)
カヤの実(種)は、古くから仏果(仏様に供える菓子)として用いられ、また実(種)を食べることで、十二指腸虫や条虫など寄生虫の駆除もできたらしい。
江戸時代には、このカヤの実(種)を数個、御守袋に入れ、「福種」として参詣の信者に授けたと伝えられているという。(以上、案内板による)
これだけ立派なカヤなれば、信者の方々も効能を疑わなかったであろう。 |
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