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右奥が標記のスギ |
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名称 上影森諏訪神社のスギ
(かみかげもりすわじんじゃのすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 39m(注2)
目通り幹囲 5.6m(注2)
推定樹齢 伝承600年(注2)
所在地の地名 埼玉県秩父市上影森
〃 3次メッシュコード 5339−70−55
〃 緯度・経度 北緯35度58分06.4秒
東経139度03分42.3秒(注3)
秩父市指定天然記念物(1970年9月4日指定)
撮影年月日 2007年3月4日
注1)1993年3月に諏訪神社と秩父市教育委員会が連名で設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(U)」による
注3)これまで、誤って日本測地系のデータを掲載しておりました。申しわけありません(2016.09.22訂正)
秩父鉄道影森駅の南西700m、秩父市街地を抜けて荒川上流に向かう国道140号が、カーブしながら河岸段丘の上面から下り始めるあたりに、諏訪神社が鎮座している。
社殿に向かって右手、境内社の八坂神社の鳥居の右奥に1本の大杉が立っている。
目通り5.6mは、スギ巨木としては大した値でないが、秩父市内では最大のスギである。幹の途中にナラが着生しているとのことで、ために「縁結びのスギ」の名もあるという。(ナラが葉を落としている時期でもあり、よくわからなかった)
神社境内には農村歌舞伎の舞台があり、秩父市から有形民俗文化財指定を受けている。江戸末期から明治初期のもので、セリ上げや回り舞台も備えている。村の戸数が85戸しかなかった時代に築かれたという。
今は歌舞伎が演じられることもなくなってしまったようだ。他人事ながら、ちょっと残念な気がする。 |
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