ページタイトル:円光寺の夫婦カツラ サイトのシンボル

画像:円光寺の夫婦カツラ_1

画像:円光寺の夫婦カツラ_2
名称 円光寺の夫婦カツラ
    (えんこうじのめおとかつら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 カツラ
樹高 25m/25m(注2)
目通り幹囲 5.7m/5.3m(注2)
推定樹齢 伝承290年(注3)
所在地の地名 岩手県盛岡市南大通3丁目
 
〃 3次メッシュコード 5941−41−22
 
〃 緯度・経度 北緯39度41分31秒
           東経141度09分16秒
盛岡市指定天然記念物(1972年11月22日指定)
撮影年月日 2008年8月5日

注1)1995年3月に盛岡市教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)同上。ただし、訪問時は同書の刊行より約20年を経ていることから、同書の数値に20年を加えた





 明治橋の東、北上川の左岸に浄土宗紫雲山円光寺がある。市街地にあって、閑静な良い雰囲気を保ったお寺だ。墓地には、昭和15年1月、第38代内閣総理大臣となった米内光政の墓所もある。
 寺伝では寛文年中(1661〜73)の開基。現在の妻入の本堂は元禄年間(1688〜1704)に建立されたという。(平凡社「岩手県の地名」による) この本堂は、昭和54年(1979)4月5日、盛岡市保存建造物に指定された。
 本堂の前には1対の大カツラ。向かって右の方が太い。
 カツラは雌雄異株である。普通、「夫婦カツラ」といっても、それは好一対であることを仲の良い夫婦になぞらえたもので、株の雌雄まではチェックしていない。
 このカツラは向かって右が雌、左が雄ということである。文字通りの夫婦なのである。
 奥さんの方がかなり太めだ。昔、名古屋に住んでいた頃、お世話になった知人の夫婦が連想されて、つい顔がほころんでしまった。
 
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