ページタイトル:円上寺諏訪神社のスギ 当サイトのシンボルマーク

画像:円上寺諏訪神社のスギ 名称 円上寺諏訪神社のスギ
    (えんじょうじすわじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 5.2m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 新潟県長岡市寺泊円上寺(注2)
 〃 3次メッシュコード 5638−36−73
 〃 緯度・経度 北緯37度38分53.6秒
           東経138度47分13.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2025年10月15日

注1)「新潟の大杉と天然杉」(2024年調査)による
注2)2006年1月1日、長岡市に合併。旧行政区は三島郡寺泊町(てらどまりまち)





 寺泊は漁業が盛んで、多くの家々が日本海近くの国道402号(同460号との重複区間)に沿って並ぶが、もちろん内陸部にもあって、そちらには水田が広がる。
 大杉の諏訪神社がある円上寺は、海岸と水田地帯の間。周囲を低山に囲まれているような印象。
 平凡社「新潟県の地名」によると、現在、集落南東部は水田となっているが、昔は円上寺潟と呼ばれる潟湖であった。
 その干拓工事が寛政12年(1800)に着工。1年間の突貫工事で、日本海までの水路が築かれた。総工費1万9425両、延べ人足20万人余の記録が残っているらしい。
 当時の水路は、今の大河津分水(おおこうづぶんすい)左岸の渡部の方に向かっていたらしいが、明治40年(1907)に始まった大河津分水掘削の付帯工事として水路が変更され、今はトンネルを通って最短距離で海に流れている。
 さて、大杉である。
 地図上で諏訪神社の位置はわかっているのだが、神社までのルートがわからない。
 普通は道沿いのどこかに鳥居とか社号柱とか、その先に神社があることを示す何か目印があるものなのだが、あちこち歩き回ってみてもさっぱりわからない。
 幸い、戸外で立ち話をしているご婦人を見かけることができ、お話を伺い、親切に入口まで案内していただいてやっと参道を発見できた。
 家々から大して離れていないのだが、諏訪神社は森の中にひっそり佇んでいて、突然異空間に紛れ込んだ感じ。
 大杉は社殿のすぐ横。
 スギは負の向地性が強い樹木で、斜面だろうが、明暗のある場所だろうが鉛直に立つことが多いものだが、出会ったスギの幹は緩やかに弧を描いている。
 その姿が異空間にマッチしているようにも思われた。
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