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名称 円成寺のみかえりのマツ (えんじょうじのみかえりのまつ) 名称の典拠 現地の案内板(注1) 樹種 クロマツ 樹高 10m(注2) 目通り幹囲 4.0m(注2) 推定樹齢 250年(注3) 所在地の地名 福井県三方上中郡若狭町岩屋(注4) 〃 3次メッシュコード 5335−27−02 〃 緯度・経度 北緯35度30分33.7秒 東経135度53分50.1秒 福井県指定天然記念物(1974年4月16日指定) 撮影年月日 2012年5月19日 注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による 注3)上記案内板による 注4)2005年3月31日、郡の異なる2つの町が合併して、新しい郡、新しい町(若狭町)ができた。旧行政区は三方郡三方町 町立みそみ小学校(旧校名は三方第三小学校)の西方およそ300mに、曹洞宗大陽山円成寺がある。 伽藍から北西に少し離れて「みかえりのマツ」が立つ(近くに駐車場あり)。美しい姿に魅せられて、その場を去りがたく、ついつい振り返ってしまうことからつけられた名であろう。(「福井の文化財」は、枝が上方に「かえる」からだという説も紹介している) 旧三方町委が設置した案内板に、知りたいことが要領よく記されていたので、以下はそれを要約して紹介しよう。 宝暦元年(1751)、円成寺11世淳長大和尚の手植えと伝える。昭和10年(1935)頃までは、この松の枝下を通って寺に出入りしていた。そのため「大門(だいもん)の松」とも呼ばれる。(私の住む越後では、主参道に当たる参詣路を大門と呼ぶ。ここでもそうなのだろうか) 平成元年(1989)に読売新聞社と国際花と緑の博覧会協会が選定した「松の名木十選」にも選ばれた名木である。 |
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