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名称 絵松神社の桜 (えまつじんじゃのさくら)
名称の典拠 田村市が作成した桜88選の候補資料
樹種 エドヒガン
樹高 不明
目通り幹囲 3m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 福島県田村市常葉町新田作(にったさく)字猫内(ねこうち)
〃 3次メッシュコード 5640−15−42
〃 緯度・経度 北緯37度27分15.4秒
東経140度38分57.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2023年4月4日
注1)まったくの目分量
常葉(ときわ)中学校の北方(やや東寄り)約1.6km。市道の西側高台に絵松神社が鎮座する。
方3間、入母屋造りの社殿は田村市指定文化財。それを紹介する市公式ウェブページによると、絵松神社は建徳3年(1372)の創建。寛延2年(1749)には寺に転じて洞雲山絵松寺と改称したと伝えられているらしい。その後、廃仏毀釈の影響で、明治2年(1869)に再び神社に戻って現在に至る。
そんな歴史があるからか、文化財の神殿はどう見ても仏殿にしか見えない。
左図の桜は市道のすぐ近く。最初の参道階段上部、向かって左。
幹囲は目分量で3mほど。もう巨樹の仲間入りを果たしていそうだ。でもそれほどの大桜に見えないのは、大桜が目白押しの福島県ならではのこと。
いわゆる「紅枝垂れ」だそうで、訪ねた時はまだ蕾(つぼみ)だったが、満開時には見事な姿を見せてくれそうである。
しかし、「田村の美桜88景」については、候補に挙げられはしたものの、選には漏れてしまった。その一件だけでも、この地方がいかに名桜の宝庫であるかが理解できそうである。 |
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