名称　江刈のキタゴヨウ　（えかりのきたごよう） 名称の典拠　なし（注1） 樹種　ゴヨウマツ 樹高　２６ｍ（注2） 目通り幹囲　３．８ｍ（注2）　これは根回り 推定樹齢　不明 所在地の地名　岩手県岩手郡葛巻町江刈（岩脇） 　〃　３次メッシュコード　６０４１−０３−２７ 　〃　緯度・経度　北緯４０度０１分３７．５秒 　　　　　　　　　　　東経１４１度２７分３８．８秒 葛巻町指定天然記念物（１９８２年４月１０日指定） 撮影年月日　２０１７年５月１１日 注1）天然記念物指定名称は単に「キタゴヨウ」（キタゴヨウはゴヨウマツの変種）。１９９４年２月に葛巻町教育委員会が設置した案内板では「五葉松（キタゴヨウマツ）」となっているが、それだけでは他と区別できないので、地名を冠して呼ばせてもらうことにした 注2）上記案内板による。幹囲としては、目分量で３ｍくらいだろうか 　葛巻町中心部から国道２８１号で馬淵川（まべちがわ）右岸を上流に向かうと、支流の元町川（もとまちがわ）が合流する地点から先は、国道番号が３４０号に変わる。 　３４０号に変わってから道なりに約１．４ｋｍ。道路脇に「←五葉松」の案内表示があった。 　所有者宅を訪ね、奥様から見学許可をいただいた。（気持ちよく快諾してくださった） 　五葉松は家の裏手。畑を通り過ぎて、裏山の山裾に立っている。 　幹が直立し、根元付近で大きく広がって、しっかり地面を掴んでいる。巨木としての大きさはまだ物足りないが、そろそろ樹姿に古木の雰囲気が出つつあるように思われた。 　環境省巨樹データベースを見ると、ゴヨウマツ巨木の登録数は少ない。 　実際の幹囲は３ｍ前後だが、幹の太さで言えば、このゴヨウマツはこれでも全国で指折りの大きさなのである。