ページタイトル:永泉寺跡のモッコク 当サイトのシンボルマーク

画像:永泉寺跡のモッコク 名称 永泉寺跡のモッコク (えいせんじあとのもっこく)
名称の典拠 なし
樹種 モッコク
樹高 14m(注1)
目通り幹囲 3.4m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 熊本県玉名郡和水町久井原(ひさいばる)字安田(注2)
 〃 3次メッシュコード 4930−34−98
 〃 緯度・経度 北緯33度00分04.5秒
           東経130度36分07.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2026年3月14日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注2)2006年3月1日、菊水町と三加和町が合併して和水町(なごみまち)誕生。旧行政区は玉名郡菊水町(きくすいまち)





 九州自動車道菊池川橋の北方約1km。集落を南北に貫く県道6号(玉名立花線)の西に、かつて永泉寺にあった薬師如来像を納める御堂が一つあって、その境内、県道に面した石垣の上に左図のモッコクが立つ。
 永泉寺の創建は文和4年(1355)。開山は玉名の広福寺和尚大智祖継。一方、薬師如来の造像年代は鎌倉時代前期と推定されているようだ。つまり曹洞宗永泉寺よりも薬師如来像の方が古い。
 衰えかけた旧仏教系の古い寺を曹洞宗寺院として再興することは各地でよくあった。この薬師如来像は前身の寺の本尊だったのか、あるいは別の案内板にあるように、近くにあったという薬師寺が炎上した際に本尊がここに避難したものか。門外漢の私には全く見当がつかないが、とにかく何らかの事情があったのだろう。
 私の目的は単にモッコクに会いに来ただけなのだが、案内板で地域の歴史を知ることが出来るのは有り難いものだ。つい心を引かれ、想像が膨らむ。
 肝腎のモッコクについては少々残念だった。
 環境省データベースに載るデータでは、幹囲335cmの単幹樹。全国でもトップレベルの大きさだ。しかし、実態は目分量で2mに届くかどうかというところ。
 これでもモッコクとしては十分なサイズであり、モッコク自身に何の手落ちも無いのだが、期待が大きすぎたために、対面の喜びも半減。
 それとも、掲載されたデータは正しく、そのモッコクが失われてしまったということなのだろうか。
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