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大きな切株が残っている |
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名称 江文神社のケヤキ
(えぶみじんじゃのけやき)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 6.5m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 福井県福井市千合町
〃 3次メッシュコード 5436−00−52
〃 緯度・経度 北緯36度02分55.3秒
東経136度01分57.6秒
福井市指定天然記念物(2001年6月6日指定)
撮影年月日 2007年5月26日
注1)天然記念物指定名称は単に「ケヤキ」。そのため、所属する神社名を冠して呼ぶことにしたが、江文神社の読み方がこれでいいのかどうかは未確認
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による。現地の案内板では目通りを5.6mとしている(見た感じでは、案内板の方が正しそうだ)
福井市とは言っても、江文神社がある千合町(ちごうちょう)は、市街からはずいぶん離れている。
直線距離にして、海岸まで1.5kmほど。しかし、海岸近くであるということより、むしろ山の中の印象が強い。
大味川左岸の斜面を、いくつものカーブでぐんぐん高度を稼ぎ、標高250mほどまで上がる。
集落は、斜面の勾配が少し緩くなったところに形成されている。神社は、集落のもっとも高い位置。従ってケヤキからは家々を見下ろす感じ。
神社名を尋ねようと、人の姿を探したが、誰も見あたらない。代わりに、体長1.5mほどの青大将君が、私の訪問を歓迎してくれた。
写真ではわかりにくいが、途中から2幹に分かれている。そこにはかなり土が積もっていて、稚樹が芽生えている。マムシグサらしき大型の球根性の草まで生えている。
近くには、草むした切株が見える。樹種不明だが、これもかなりの巨木だったと思われる。
かつては2本で覇を競い合っていたと思われるが、今ではこのケヤキ1本になってしまった。 |
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