ページタイトル:海老根明神前の桜 当サイトのシンボルマーク

画像:海老根明神前の桜 名称 海老根明神前の桜
    (えびねみょうじんまえのさくら)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 不明
目通り幹囲 7.4m/5.5m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 福島県郡山市中田町海老根(なかたまちえびね)字明神前
 〃 3次メッシュコード 
 〃 緯度・経度 北緯37度21分39.5秒
           東経140度28分05.1秒(注3)
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2024年4月14日

注1)この桜は「明神の桜」という名前で紹介されることが多い。しかし調べてみると、郡山市観光協会のPDF版「さくら物語」の中田町マップで「明神の桜」とされているのはこの桜だと思うが(神社にあるわけではない)、郡山市公式Webサイト中の「中田町の桜」ページに載る同名の桜は別の桜である(こちらは菅布祢神社にある)。ちょっと紛らわしいことから、私のサイトでは地名を冠して呼ばせてもらうことにした
注2)「名桜・古桜・一本桜」による
注3)これは大きい方の位置





 郡山市と小野町を結ぶ県道65号沿い、JA福島さくら山田総合支店の東方約100m、道路より10mほど高い所に2本の桜が立っている。(桜からは下がよく見えるのだが、道路の向きや回りの構造物の関係から、県道を西進するときは車窓から見えるものの、東進する時は見えにくい。脇見運転注意)
 これがなかなかの大桜で、大きい方は双幹ながら7mを超す幹囲を誇る。小さい方でも5m超。こちらは単幹。
 両者は花色も異なり、大きい方は純白に近く、小さい方はやや赤みが強いものの、このあたりでよく見かける、いわゆる「紅シダレ」に比べればずっと控えめなピンクだ。「源平桜」と呼ばれないのは、紅白の差が小さいからなのだろう。
 枝数が少なく樹冠が小さいので、花を楽しもうというタイプの桜ではないが、傍らに立ったときの巨木感は相当なものである。
 巨木好きの私は気に入ったが、整った大きな樹冠を持つ美しいベニシダレに事欠かない福島県に於いては、あまり注目されることがないのだろう。
 こんな大桜なのに、ネット上で言及されることは少ないようである。
ボタン:福島県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る