名称
片貝川の洞杉
(かたかいがわのどうすぎ)
名称の典拠
なし (私が勝手に命名)
樹種
スギ
樹高
25m(注1)
目通り幹囲
11.0m(注1)
推定樹齢
不明
所在地の地名
富山県魚津市三ヶ(さんが)
〃 3次メッシュコード
5537−04−32
〃 緯度・経度
北緯36度41分58.6秒
東経137度31分26.3秒
天然記念物指定等
なし
撮影年月日
2003年6月7日
注1)高橋弘著「日本の巨樹・巨木」(2001年刊行)による
北アルプスの毛勝山(2414m)や猫又山(2378m)に源を発し、富山湾に流れ下る片貝川上流の渓谷に沿って、土地の人々に「洞杉(どうすぎ)」と呼ばれる一種独特のスギの巨木が点在している。
洞杉は、富山県で「立山杉」と呼ばれているウラスギ(アシウスギ)の一種であることは明らかだが、主幹がほとんど立ち上がらず、根際から幾本もの枝とも幹ともつかぬ姿に分かれ、一塊りになって上方に向かっている。異様な力強さを感じさせる樹形だ。
なかでもこの木が一番印象に残った。それ故、この木に、仲間たちの代表になってもらった。
「片貝川の洞杉」と名前を付けたのは、そんな理由からである。