ページタイトル(同聚院のカヤ) サイトのシンボル

画像:同聚院のカヤ

画像:同聚院のカヤ_2

画像:同聚院のカヤ(幹と並ぶ)
名称 同聚院のカヤ (どうじゅういんのかや)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 カヤ
樹高 35m(注2)
目通り幹囲 5.1m(注2)
推定樹齢 600年(注3)
所在地の地名 群馬県伊勢崎市曲輪町(くるわちょう)
 
〃 3次メッシュコード 5439−31−85
 
〃 緯度・経度 北緯36度19分31.4秒
           東経139度11分30.6秒
伊勢崎市指定天然記念物(1967年2月15日指定)
撮影年月日 2004年12月19日

注1)1990年6月22日に伊勢崎市教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)現地の案内板による





 同聚院はJR伊勢崎駅の西南西300mにある曹洞宗寺院。伽藍の一部は鉄筋コンクリートに変わったが、今もしっかり宗教活動を継続し、参禅道場でもある。
 「曲輪町」の名から想像するに、このあたりには伊勢崎城の外縁部があったと思われる。(隣町の名は「大手町」) 「武家門」と呼ばれる同聚院の総門は、その形式から、伊勢崎藩初代藩主稲垣長茂の屋敷門と推定されており、城主と深い関係を有する寺であったようだ。
 その総門のあたりから、大カヤの立派な樹冠が見える。
 カヤの木は、本堂に向かって右奥、瀟洒な建物の前に立っている。小さなお庭の一角といった感じだ。
 さすが参禅道場だけあって、周囲は箒目も美しく掃き清められていた。人工の空間ではあるが、キリリとした気迫は深山幽谷にも負けない。
 年の暮れも近いというのに、散り残った紅葉の赤い色があたりを照らしている。ここだけ時間が止まってしまったようだ。
 そんな環境だから、カヤも頑張っているのだろうか。素晴らしく樹勢が良い。幹肌も美しく、ほれぼれするような姿である。
ボタン:群馬県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る