ページタイトル:堂ヶ山町神明社のクスノキ 当サイトのシンボル

画像:堂ヶ山町神明社のクスノキ

画像:堂ヶ山町神明社のクスノキ(幹と並ぶ)
名称 堂ヶ山町神明社のクスノキ
    (どうがやまちょうしんめいしゃのくすのき)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 クスノキ
樹高 33m(注2)
目通り幹囲 7.3m(注2)
推定樹齢 800年余(注3)
所在地の地名 三重県四日市市堂ヶ山町
 〃 3次メッシュコード 5236−34−31
 〃 緯度・経度 北緯34度56分52.6秒
           東経136度30分40.2秒
四日市市指定天然記念物(1959年3月25日指定)
撮影年月日 2009年7月20日

注1)天然記念物指定名称は単に「大樟」。それでは他の大クスノキと区別がつかないので、地名と所属する神社名を冠した
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注3)1998年3月31日に四日市市教育委員会が設置した案内板による





 内部川左岸、堂ヶ山町の神明社にクスノキの大木が立っている。堂ヶ山町のところでは、内部川が市境となっており、対岸は鈴鹿市だ。
 訪れたのは、日曜朝の7時半頃。誰もいないだろうと思っていたのに、10人ほどの男性が忙しげに動き回っておられた。どうやら、夏祭りの準備らしい。
 朝の挨拶を交わし、お仕事の邪魔にならないようにするから、クスノキの写真を撮らせてもらっていいかと尋ねたところ、「よく訪ねてくれた」と歓迎され、わざわざクスノキの周囲を空けてくださった。
 クスノキは、地表面付近で大きく根を広げ、しっかり踏ん張っている。クスノキ巨木によく見られる地際の力強い姿である。
 高さ4〜5mのところで2本の大きな支幹に分かれ、そのうち1本が途中で失われている。これが元気な頃は、今よりさらに大きな、バランスの良い樹冠を戴いていたことだろう。
 でも、今でも存在感は十分。
 クスノキは、地域の人々の誇りなのだろうと思われた。
 
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