ページタイトル:道谷馬頭観音のカツラ ロゴ:人里の巨木たち

画像:道谷馬頭観音のカツラ(幹と並ぶ) 名称 道谷馬頭観音のカツラ
    (どうだにばとうかんのんのかつら)
名称の典拠 「ひょうごの巨樹・巨木100選」(注1)
樹種 カツラ
樹高 不明 (高い)
目通り幹囲 14.6m(注2)…全体の株周り
推定樹齢 不明
所在地の地名 兵庫県宍粟市波賀町道谷(注3)
 〃 3次メッシュコード 5234−74−45
 〃 緯度・経度 北緯35度17分12.2秒
           東経134度33分40.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2016年3月24日

注1)2005年に兵庫県治山林道協会が刊行
注2)上記「ひょうごの巨樹・巨木100選」による
注3)2005年4月1日、宍粟郡内4町が合併して宍粟市(しそうし)誕生。旧行政区は宍粟郡波賀町





 国道29号を北上。兵坂(ひょうさか)トンネルを抜けて650mほどで右折、養父市(旧大屋町)に至る県道48号(養父波賀線)に入る。この県道沿い、若杉峠までの間にある唯一の集落が道谷である。
 集落の中央付近から南に入る狭い谷がある。馬頭観音はその谷を100mほど入ったところ。
 観音堂の建物はかなり荒れていた。屋根は落ち、壁が崩れ、風雨が建物内部に吹き込む状況。寂しい景色だ。
 カツラは、そのすぐ先に立っていた。
 大きく2部分に分かれ、全体で4本の幹が上方高く伸びている。
 「ひょうごの巨樹・古木100選」の説明では、この姿は、かつての古株の萌芽部分が生長したものだとのこと。ここに見えるのは、少なくとも第一世代ではないわけだ。
 中央部分がすっぽりと抜け、ずいぶん散漫な姿になってしまったのが残念である。
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