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名称 土手山のケヤキ (どてやまのけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 26m(注2)
目通り幹囲 5.0m(注2)
推定樹齢 300年(注3)
所在地の地名 青森県十和田市三本木字北平
〃 3次メッシュコード 6041−71−56
〃 緯度・経度 北緯40度38分08.0秒
東経141度12分10.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2013年8月24日
注1)十和田市と十和田青年会議所が連名で設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)上記案内板による
県道10号(旧国道4号)沿いに立つケヤキ。
土手山は地名。冬の奥州街道は、地吹雪にでもなれば往来に難儀する。このあたりでは高さ7尺(約2.1m)ほどの土手を築き、その上に木を植えて風雪を防いだらしい。その土手が最近まで残っていたことから、土手山の地名が生まれたという。(案内板より)
根元に見える土手山神社は昭和になってから出来たようだ。驚くことに、祭神はマーシー号というサラブレッド牝馬(ひんば、雌馬)だとある。
由来等については何も記されていないので想像するのみだが、かつて上記の土手を利用して馬の放牧などをしていたというから、ここで飼育された馬だったのだろうか(マーシー号が生まれたのは小岩井牧場だとか)。神様になるくらいだから、飛びきり優秀だったのに違いない。もっとも、今は競馬とは全く無関係に、交通安全の守り神とされているようだ。(これも案内板を参考)
もちろん、ケヤキの方が先輩である。ケヤキについては、松前藩主が参勤交代の際に植えたと伝えられているようだが、少々唐突の感は否めないようだ。
ちょうど「土手山」バス停のところに立っている。 |
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