ページタイトル:中村町山神社のムクノキ 当サイトのシンボルマーク

画像:伝法山神社のムクノキ(幹と並ぶ) 名称 中村町山神社のムクノキ
    (なかむらちょうさんじんじゃのむくのき)
名称の典拠 なし
樹種 ムクノキ
樹高 24m(注1)
目通り幹囲 6.9m(注2)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 静岡県富士市伝法(中村町)
 〃 3次メッシュコード 5238−55−93
 〃 緯度・経度 北緯35度10分09.1秒
           東経138度40分09.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年2月2日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注2)地表面から1.3mの高さにおける幹囲を実測





 富士市伝法には山神社が4社もあって紛らわしい。左図のムクノキが立つ山神社は、伝法小学校の南100mほど。富士市保存樹木案内板の所在地欄に中村町とあったので、標記のように呼ばせていただくことにした。
 環境省資料で幹囲560cmとあるムクノキである。同資料では2000年報告値とあるが、この数値は1991年刊行の「日本の巨樹・巨木林」の数値と同じで、1988年以前に測定されたものだ。(2000年のフォローアップ調査で再報告を求められた際に、富士市では以前の報告値をそのまま伝えたのだろう。富士市に限らず、このような例は各地で見られる)
 それについて非難する気持ちは全くない。それから30年以上を経て、今は6mを超えているかも知れない、と期待を込めての訪問であった。
 実際、間近に見ると、とても5m台の大きさではない。わくわく胸を躍らせながら測って見たら、7mに迫ろうとする大きさであった。期待以上の姿に大満足。
 枝振りからは、樹勢も良さそうに見える。
 こんなに素晴らしい宝物が、何故、天然記念物(文化財)でないのだろうか。
 不思議でもあり、羨ましくもある。
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