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名称 駄吉の大杉 (だよしのおおすぎ)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 スギ
樹高 32m(注2)
目通り幹囲 5.1m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 岐阜県高山市丹生川町駄吉(注3)
〃 3次メッシュコード 5437−23−04
〃 緯度・経度 北緯36度10分14.4秒
東経137度25分58.7秒
高山市指定天然記念物(1990年3月8日指定)
撮影年月日 2011年11月13日
注1)2006年3月に高山市教育委員会が設置
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注3)2005年2月1日、大野郡7町村と吉城郡2町村が高山市に編入合併。旧行政区は大野郡丹生川村
乗鞍方面から高山に向かって流れる小八賀川左岸、駄吉の神明神社境内に立つ大杉。周囲に視界を遮る物がないので、対岸を走る国道158号からもよく見える。
岐阜県神社庁の資料によれば、創祀は長禄2年(1458)12月。創祀の際に寄進された鰐口が現存するという。このあたりは、そこそこの谷幅があることから、結構古い時代から開墾が進んでいたのだろう。
傾斜面に開けた集落では、集落内の最高地点に神社があることが多いものだが、ここでは逆で、神社は川のすぐ近く、もっとも低い位置に鎮座している。
社殿の横、大杉の横には、ジャングルジムや滑り台など、子供の遊具が設置されている。神社は信仰の場所であると同時に、憩いの場所でもあるのだ。
大杉は、多分、神社ができてから、人の手で植えられたものだろう。
創祀の時期まで樹齢を遡ることが出来るかどうかについては微妙なところである。 |
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