ページタイトル:伊達方の大ヒイラギ 当サイトのシンボルマーク

画像:伊達方の大ヒイラギ 名称 伊達方の大ヒイラギ (だてがたのおおひいらぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ヒイラギ
樹高 8m(注2)
目通り幹囲 3.0m(注2)
推定樹齢 400年以上(注3)
所在地の地名 静岡県掛川市伊達方
 〃 3次メッシュコード 5238−10−35
 〃 緯度・経度 北緯34度46分54.7秒
           東経138度03分40.1秒
静岡県指定天然記念物(1971年8月3日指定)
撮影年月日 2020年10月3日

注1)静岡県教育委員会と掛川市教育委員会が連名で設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境省巨樹データベース(2000年度フォローアップ調査)による
注3)上記案内板による





 22世紀の丘公園の北方、掛川市立栄川(さかがわ)中学校の南東。狭い生活道路に面した一軒の旧家の庭先に、年老いた大ヒイラギが立つ。
 実を言うと、「立つ」と書いてはみたが、主幹が向かう向きは横。「寝る」と表現した方が実態に即しているかも知れない。
 お宅を訪ね、奥様から見学の許可を得た。(親切で、とても感じの良い奥様だった)
 案内板によると、この家に伝わる天文23年(1554)の古記録に、ヒイラギに関することが記されているらしい。その記録から466年後の訪問である。
 記録に見えるヒイラギがこの個体のことであるとすれば、ずいぶんな老体である。支柱を添えられ、巨大な絆創膏ならぬ網で傷口を保護されているのも致し方ないと思われる。
 ところで樹名の伊達方であるが、これは所在地の地名。このあたりでは、伊達方、本所(ほんじょ)、逆川(さかがわ)の境界が入り組んでいるので、訪問の際はご注意を。
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