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名称 だき灯籠の杉 (だきとうろうのすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 35m(注2)
目通り幹囲 5.4m(注2)
推定樹齢 500年以上(注3)
所在地の地名 茨城県久慈郡大子町初原(辰ノ口)
〃 3次メッシュコード 5540−12−55
〃 緯度・経度 北緯36度48分00.0秒
東経140度18分52.7秒
大子町指定天然記念物(1975年9月12日指定)
撮影年月日 2013年9月23日
注1)1994年3月に大子町教育委員会が設置。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境省巨樹データベースによる
注3)上記案内板による
国道461号と別れ、初原川の谷を県道205号(須賀川大子線)で遡ること約2.4km。前方に、このスギが見えてくる。
鹿島神社のご神木。
下図で、根元の一部が膨らんでいるのがお分かりだろうか。案内板によれば、この中に石灯籠を抱えているという。それが樹名になった。(「石灯籠呑(の)みの杉」と呼ばれることもあるようだ)
中に灯籠を内包していることと関係しているのか、婦人がこの杉を抱きかかえると子宝に恵まれるとする伝承もあるという。そのため、「孕(はら)みだの杉」の名もある。(以上、案内板より)
また、傍らの自然石に刻まれた説明では、「女木」と呼ばれたこのスギの他に、「男木」もあったらしい。
「男木」の方は落雷に遭って幹が裂けたため、明治末期に伐採されたようだ。
未亡人になってから、もう100年ほどが経つけれども、「女木」の方は、まだまだ元気な様子である。 |
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