ページタイトル:白幡神社のヒマラヤスギ 当サイトのシンボルマーク

画像:白幡神社のヒマラヤスギ 名称 白幡神社のヒマラヤスギ
    (しらはたじんじゃのひまらやすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 ヒマラヤスギ
樹高 不明 (高い)
目通り幹囲 3.7m(注1)
推定樹齢 150年未満(注2)
所在地の地名 福島県郡山市田村町大善寺字大安場(おおやすば)
 〃 3次メッシュコード 5640−03−22
 〃 緯度・経度 北緯37度21分26.4秒
           東経140度24分11.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年8月26日

注1)高地側地表面から1.3mの高さで幹囲を実測
注2)ヒマラヤスギが日本に入ってきたのは明治になってからである





 福島県指定天然記念物の「大善寺のフジ」は白幡神社の所有ということで、フジを見学した後、白幡神社を訪ねてみた。そのとき出会ったのが、このヒマラヤスギである。
 姿勢正しく直立する姿で、頂部は森の天井を突き抜けている。殆ど損傷が見られず、元気そのものの姿。幹囲を測ってみたら369cmあった。
 上記のように、ヒマラヤスギが日本で見られるようになったのは明治以降のこと。生長の早い樹種ではあるが、まだ目を見張るような巨木に出会ったことはない。このサイズでも十分に大きい方だ。
 念のため、帰宅後に環境省巨樹データベースに照らし合わせてみたら、単幹のヒマラヤスギでは全国第8位に相当する大きさである。(登録されたヒマラヤスギたちもその後生長し、また登録漏れもたくさんあるだろうから、実質的にはもっと下位であろうが)
 この時点でヒマラヤスギの登録件数は55件。関東地方、それも東京からの登録が圧倒的に多い。このことからも、日本のヒマラヤスギはイギリスから(?)まず東京に入り、そこから全国に広まったことが想像される。
 左図のヒマラヤスギはどのような経緯でここに立っているのか。知りたいところだが、案内板の類は全く無し。
 参道石段が始まる、目立つ場所に立つことから、何かの意図があって植えられたと思うのだが…。
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