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名称 大膳楠 (だいぜんくす)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 20m/20m(注2)
目通り幹囲 5.9m/5.5m(注2)
推定樹齢 伝承約330年(注3)
所在地の地名 福岡県朝倉市杷木志波(はきしわ)(注4)
〃 3次メッシュコード 5030−06−22
〃 緯度・経度 北緯33度21分28.5秒
東経130度46分38.9秒(注5)
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2011年7月30日
注1)1991年9月に杷木町観光協会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による。いずれも前者が向かって右の個体のデータ
注3)上記案内板によれば、初代大膳楠は「延宝7年(1679)に焼失、その根元より生じたのが現在の楠」だという。焼失の翌春に萌芽したとすると、撮影時現在、これくらいの樹齢となる
注4)2006年3月20日、1市2町が合併して朝倉市誕生。旧行政区は朝倉郡杷木町
注5)これは、傍らの道路から見て右側のクスの位置
国道386号を東進すると、旧杷木町に入って間もなく、高山バス停を過ぎて500mほどで左に曲がる道がある。その道に入るとすぐ、右手の路傍に大膳楠が立っている。(国道からもよく見える)
案内板によると、ここはかつて香山の渕と呼ばれ、大きな池があったらしい。そこには悪さをする大亀が棲んでいて、人々を困らせた。その亀を、黒田藩の栗山大膳なる武士が、大楠の上から弓で射て退治した。それが「大膳楠」の名の由来のようだ。
大膳が登ったというクスノキは、延宝7年(1679)に燃えてしまったらしい。現在のクスノキは2代目だということである。 |
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