ページタイトル:大洞院の大銀杏 ロゴ:人里の巨木たち

画像:大洞院の大銀杏(全景) 名称 大洞院の大銀杏 (だいとういんのおおいちょう)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチョウ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 5.2m(注2)
推定樹齢 200〜299年(注2)
所在地の地名 千葉県柏市花野井
 〃 3次メッシュコード 5339−67−77
 〃 緯度・経度 北緯35度53分54.3秒
           東経139度58分14.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2014年5月11日

注1)柏市指定保護樹木に指定されたことを示す案内板(設置者名・設置年月とも不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(U)」による





 柏市北部、花野井小学校のすぐ南に、慶長元年(1596)開山と伝える曹洞宗花井山大洞院(かせいざんだいとういん)がある。
 宗教活動のみでなく、文化活動も積極的なお寺さんであるらしい。本堂に隣接するギャラリーでは地域の作家の作品などを展示しているようだし、また、本堂では講演会や音楽会などが開かれることもあるようだ。
 その本堂の手前、向かって左手に大イチョウが立っている。
 案内板によると、大洞院が当地に移転してきた宝暦3年(1753)には既にイチョウがあったという。
 利根川から見れば、花野井は高台にあたる。昔は利根川を行き交う舟からよく見えたのだろう。田中村の目標とされていたそうである。(花野井が属した田中村は、1954年、近隣の町村と合併して東葛市(とうかつし)となり、その後3ヶ月を待たずして柏市に改称した)
 その後、利根川との間に、小学校と新興住宅地ができた。今は利根川から見えることはないのだろう。
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