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名称 大徳寺のカヤ (だいとくじのかや)
名称の典拠 なし
樹種 カヤ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 4.9m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 長野県佐久市根岸
〃 3次メッシュコード 5438−23−73
〃 緯度・経度 北緯36度14分00.0秒
東経138度25分17.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2016年8月7日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
八ヶ岳山塊の東側を巻くように千曲川が流れる。そして、千曲川に向かって、いくつもの支流が山麓にいくつもの谷を刻む。
そんな谷の一つ、北東麓を流れる中沢川の谷に曹洞宗大徳寺がある。(大徳寺のあたりは谷の出口に近く、谷幅も広くて、400mほどある)
県道145号(相浜本町線)を進むと、糠尾(ぬかお)集落内に大徳寺への案内表示が出ていた。
案内表示はお寺まで続くが、私は途中で車を駐め、本来の表参道を歩くことにした。
参道を進むと、まず、スギが目に付く。かなり大きいように見えたのだが、近づいて見ると、実際は幹囲5m未満。これではまだ物足りない。
目指すカヤは、参道石段の最上部。向かって左。2幹のカヤであった。
普通、カヤというと、いわゆる表舞台に立っていることが多い。しかし、ここでは周囲を灌木に囲まれ、どちらかというと、ひっそり立っている感じ。隠者のようだ。
樹勢も芳しくはない。
根元からはたくさんの蘖(ひこばえ)が出ていた。
「今すぐ」というわけでもなさそうだが、そろそろ世代交代期になってきたのだろうか。 |
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