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名称 大舟寺のカヤ (だいしゅうじのかや)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 カヤ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 6.0m(注2)
推定樹齢 300年以上(注3)
所在地の地名 兵庫県三田市波豆川
〃 3次メッシュコード 5235−32−33
〃 緯度・経度 北緯34度56分44.6秒
東経135度17分48.5秒
兵庫県指定天然記念物(1971年4月1日指定)
撮影年月日 2015年7月24日
注1)1991年11月に兵庫県教育委員会が設置。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注3)上記案内板による
羽束川(はずかわ)の支流に、文字は異なるが音が同じ波豆川(はずかわ。あるいは、もしかして「はずがわ」と濁るのかも知れない)がある。
上流に向かって流れを辿って行くと、大船山(653m)の南東麓に、川と同じ名前の波豆川という集落があり、そこに、このカヤが立つ黄檗宗式盧山大舟寺がある。
境内の由来碑によると、創立は今から1200年以上昔、敏達天皇(在位期間は西暦でいうと572?〜585?年)の頃。当初は大舟山(大船山のこと?)にあって、真言宗だったが、延宝5年(1677)、現在地に移転。黄檗宗寺院として再スタートしたもののようだ。
標記のカヤは、参道の途中、向かって右側。
立ち上がってすぐに3大支幹に分かれ、高さよりも広がりを感じさせる樹形である。この姿から「三宝のカヤ」と呼ばれることもあるらしい。
樹齢は800年以上と言われているとか(由来碑による)。この場所では、お寺よりもカヤの方が先輩だとされているようだ。 |
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