ページタイトル:大聖寺のまき ロゴ:人里の巨木たち

画像:大聖寺のまき 名称 大聖寺のまき (だいしょうじのまき)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 イヌマキ
樹高 14m(注1)
目通り幹囲 4.2m(注1) (根回り)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 佐賀県武雄市北方町大崎(杉岳)(注2)
 〃 3次メッシュコード 4930−60−92
 〃 緯度・経度 北緯33度14分54.4秒
           東経130度01分57.1秒
佐賀県指定天然記念物(1978年3月20日指定)
撮影年月日 2015年4月1日

注1)佐賀県公式サイトの文化財紹介ページによる
注2)2006年3月1日、武雄市に合併。旧行政区は杵島郡北方町





 真言宗大覚寺派杉岳山大聖寺は、杉岳不動とも呼ばれる山中の寺である。
 標高は350mほど。その位置をごく大雑把に捉えれば、有明海からも唐津湾からも伊万里湾からも大村湾からも、ほぼ同じ距離だけ離れていると言えそうだ。
 昭和53年(1978)、境内のイヌマキ4株が佐賀県から天然記念物指定を受けた。
 そのうちの最大株が左図の個体。本堂平面の端、急斜面の上部に立っている。
 根元近くで3幹に分かれ、上記紹介ページによれば、それぞれの幹囲は3.8m、2.4m、2.15m。そのうち前2本は途中まで、そう離れずに伸びている。
 案内板の「日本一」はどうかとしても、なかなか立派なイヌマキである。
 なお、大聖寺はアジサイ寺を目指しているようで、境内にはアジサイが多く植えられている。紫陽花の季節にお訪ねになるのもいいかも知れない。
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