ページタイトル:大国寺のコウヤマキ 当サイトのシンボル

画像:大国寺のコウヤマキ(幹と並ぶ)


画像:大国寺のコウヤマキ(全景)
名称 大国寺のコウヤマキ
    (だいこくじのこうやまき)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 コウヤマキ
樹高 29m(注1)
目通り幹囲 4.8m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 岐阜県飛騨市神岡町西(注2)
 〃 3次メッシュコード 5437−32−50
 〃 緯度・経度 北緯36度18分03.9秒
           東経137度14分56.8秒
岐阜県指定天然記念物(1961年3月6日指定)
撮影年月日 2012年6月3日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注2)2004年2月1日、吉城郡内4町村が合併して飛騨市誕生。旧行政区は吉城郡神岡町





 富山から高山に向かうには、国道41号を通るのが一般的だが、地元の人はたいてい数河峠(すごうとうげ)に至る手前で県道75号(神岡河合線)に移る。途中、一部狭いところもあるが、こちらの方が近いからだ。
 国道41号と県道75号は、いずれも中世からあった古い道である(当時は、今の県道の方が本道だった)。これら2本が分岐する所に、中世豪族江馬氏の出城のひとつ、政元城(まさもとじょう)が築かれていた。(城址は国指定史跡)
 コウヤマキが立つ浄土真宗本願寺派宝野山大国寺は、政元城に登る山道の入口近く。
 高台にあるため、国道41号を走っていると、コウヤマキと、参道に向かい合って立つイチョウ(目通り3.4m)の姿が自然に目に入る。
 コウヤマキは、地上6mほどで分かれた2幹の一方が分岐点のすぐ上で切断され、そのため樹冠が痩せて見えるが、遠目には、整った円錐形である。
 残った方の樹勢は悪くなさそうだ。

※グーグルのストリートビューで確認すると姿が見えない。失われてしまったようだ。(2016.10.28追記)
 
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