ページタイトル:大宝寺のイチョウ 当サイトのシンボル

画像:大宝寺のイチョウ 名称 大宝寺のイチョウ (だいほうじのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 不明
目通り幹囲 6.0m(注1)
推定樹齢 450年(注1)
所在地の地名 愛媛県上浮穴郡久万高原町菅生(注2)
 〃 3次メッシュコード 5032−37−83
 〃 緯度・経度 北緯33度39分39.6秒
           東経132度54分41.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2013年5月17日

注1)財団法人愛媛の森林(もり)基金刊行「えひめの巨樹・名木」による
注2)2004年8月1日、上浮穴郡(かみうけなぐん)内の1町3村が合併して久万高原町誕生。旧行政区は上浮穴郡久万町





 四国88ヶ所霊場の中間、第44番札所は菅生山大宝寺。歩き遍路にとっては、43番明石寺から80km以上の道のりを経て辿り着くことになる。特別の思い入れも生じるのではなかろうか。
 その本堂の手前、最後の石段の脇に、このイチョウが立っている。
 黒く見えるのは焦げ痕である。火災に遭い、本体とも言える部分を失ったが、その後、辛うじて生き残った部分とひこばえが生長して今の姿になったと想像する。
 かつての主幹跡には、何もない。これだけ空洞が大きく開くと、空洞があるというより、むしろ「無に帰した」と表現する方が適切なようだ。そこに、子どもを抱く石地蔵が安置されている。
 巨樹としては、樹姿に散漫の印象がぬぐえないのが残念である。
 
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