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名称 大円寺のムクノキ (だいえんじのむくのき)
名称の典拠 なし
樹種 ムクノキ(注1)
樹高 18m(注2)
目通り幹囲 5.6m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 茨城県守谷市大木(注3)
〃 3次メッシュコード 5339−77−46
〃 緯度・経度 北緯35度57分38.0秒
東経139度57分19.6秒
守谷市指定天然記念物(2012年2月17日指定)※
撮影年月日 2010年2月11日
注1)現地の標柱及び、1991年刊行の下記「日本の巨樹・巨木林」ではエノキとされているが、2000年の環境省フォローアップ調査で、樹種がムクノキに訂正された
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)2002年2月2日に市制が施行され守谷市に。それまでは北相馬郡守谷町
鬼怒川左岸、四季の里公園の近くの高台に、曹洞宗釈迦山大円寺がある。寺には平安末期から鎌倉初期にかけての作とされる釈迦牟尼仏が伝えられているという。古い歴史をもつ寺のようだ。
鐘楼の横、斜面の途中に、1本の落葉樹の巨木が立っている。
この巨木の樹種が何なのか、今ひとつはっきりしない。いったいエノキなのか、ムクノキなのか。葉を得ることが出来れば、私のような門外漢でも判別ができそうだが、あいにく、樹下に残る落葉はほぼすべてケヤキの葉であった。
ケヤキにもムクノキにも、成長すると樹皮が鱗片状に剥がれる性質がある。しかし、剥がれ方が少し違う。この木の場合、ムクノキの剥がれ方とは少し違うようにも思われたが、断定的な言い方が出来るほど、私の知識に確実性があるわけではない。仕方がないので、環境省データベースに従うことにした。
樹種はどうであれ、大円寺前の小路に入ると、突然、この木が目に入る。その際のインパクトはなかなかのものである。
守谷市が、地域景観を維持するための保存樹木に指定したのも頷ける。
※ 2012年2月17日、「ムクノキ」の名称で守谷市から天然記念物指定を受けた。(2015.05.11追記) |
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