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名称 大洞のヤマザクラ (だいどうのやまざくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 オオヤマザクラ
樹高 15m(注2)
目通り幹囲 3.6m(注2)
推定樹齢 300年(注2)
所在地の地名 岩手県遠野市土淵町山口2地割(大洞)
〃 3次メッシュコード 5941−04−39
〃 緯度・経度 北緯39度21分51.1秒
東経141度37分02.8秒
遠野市指定天然記念物(1984年6月8日指定)
撮影年月日 2024年4月18日
注1)2014年10月に山口自治会が設置。ただし天然物指定名称はこれと異なり、「土淵町大洞のヤマザクラ」
注2)上記案内板による
国道340号から厚楽沢の谷を遡り、界木峠(さかいぎとうげ)を越えて釜石市に向かう道がある。(7年程前に通った時、峠付近から釜石側はあまり走りやすい道ではなかった。今はどうなのだろう)
左図のオオヤマザクラはその道沿い、国道と別れてから道なりに約1.6km。道路から40mほど離れているが、桜の周囲が開けているので、右手に注意していれば、花の季節ならまず見逃すことはないと思われる。(脇見運転注意。道路脇には案内表示もあり)
この年は春になってから東北北部で異常高温が続き、岩手県の桜がずいぶん早く咲いた。この桜も同様。5月に入ってもまだ満開は先という年も珍しくないのに、4月18日にはもうほぼ満開。
当初の探訪計画では予定に無かったのだが、満開を期待していた桜のほぼ全てが散り果て状態だったことから、急遽予定を変更して訪ねたのである。
平成26年(2014)9月に、「ふるさとの森林再生事業」の補助を得て大規模な治療が行われたらしい。
その際に大きく剪定されたようで、樹高が上記データより低くなり、また全体のサイズも「大桜」と形容するようなものではないが、樹姿や花は美しい。傷んでいる部分も見当たらなくなったようだ。
これで空が青ければ申し分なかったのだが…。(たまたまひどい黄砂の日だった) |
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