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名称 中山寺のモッコク (ちゅうざんじのもっこく) 名称の典拠 天然記念物指定名称 樹種 モッコク 樹高 13m(注1) 目通り幹囲 3.8m(注1) 推定樹齢 300年以上(注1) 所在地の地名 三重県四日市市南小松町 〃 3次メッシュコード 5236−24−95 〃 緯度・経度 北緯34度55分11.5秒 東経136度33分45.2秒 四日市市指定天然記念物(2014年8月5日指定) 撮影年月日 2019年8月31日 鈴鹿市との市境近く、内部川(うつべがわ)と浪瀬川(なみせがわ)を隔てる丘陵上に南小松町の集落が広がり、集落内に、真宗高田派中山寺がある。(津市一身田町にある本山専修寺(せんじゅじ)の膝元だけあって、三重県には真宗高田派の寺院が多い) 三重県緑化推進協会のウェブサイト「三重の巨樹・古木」によると、中山寺が創建されたのは寛正2年(1461)。開基は真慧(しんね)上人。本山専修寺が、現在の地名で言うと、栃木県真岡市高田から津市一身田町に移るまでの数年間、この中山寺が当地方における布教の拠点だったという。なかなかの名刹なのである。 私が訪ねた時、ちょうど何かの行事(講?)があり、それが終わって解散するときのようだった。少しお酒も入ったようで、みな表情がにこやかだ。 ちょうどご住職も外に出ておられたので、モッコクのことを尋ねると、お忙しいにも拘わらず、快くかつ丁寧にモッコクへのルートを教えて下さった。 モッコクは、本堂の裏手。本堂と庫裏を結ぶ廊下の近くに立っている。 庭木として植えられることが多い樹種なのだが、この木は野生だったのだろうか。それとも、現在の伽藍が建てられる前、ここには庭園があったのだろうか。 宮誠而著「日本一の巨木図鑑」で、日本一とされたモッコクである。 |
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