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名称 長養院の桜 (ちょうよういんのさくら)
名称の典拠 なし
樹種 エドヒガン
樹高 13m(注1)
目通り幹囲 5.5m(注2)
推定樹齢 200年(注1)
所在地の地名 愛知県北設楽郡東栄町下田字平野
〃 3次メッシュコード 5237−45−86
〃 緯度・経度 北緯35度04分33.2秒
東経137度42分30.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2023年3月21日
注1)東栄町教育委員会が1991年に刊行した「東栄の古い木太い木」による。なお同書は樹種をヤマザクラとしているが、開花時に葉の開出が見られないこと、萼筒がやや膨らんでいることから、エドヒガンだと思われる
注2)宮誠而さん提唱の「M式」を真似て計測。ただし瘤の上を測ることになるので、少し大きめの数値となった。実感としての幹囲は5m前後
東栄町内に、151号と473号の二つの国道の重複区間がある。区間距離は約1.3km。その東側の端から国道473号を道なりに1.7kmほど走ると、曹洞宗喜運山長養院の前に出る。
案内板によると、開山和尚は光国舜玉(こうこくしゅんぎょく)。永正2年(1505)のことらしい。
光国和尚はなかなかの名僧だったらしく、ここ長養院以外にもいくつかの寺を開いたようだが、禅を布教する手立てとして盆踊りを普及するなど、ユニークな僧だったようだ。(門前に「おさま甚句・さんさ発祥の地」案内板があった)
境内の入口近くに左図の桜が立つ。傷みも目立つが、なかなかの大桜である。「東栄の古い木太い木」には幹囲437cmとあるが、それから30年以上を経て、今はもっと大きい。
訪ねた時は1分咲き。花色が濃いめのエドヒガンである。
ただ、まわりを建物やスギに囲まれていて、見栄えの点でいまいちなのが残念。 |
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