ページタイトル:長春寺のコウヤマキ 当サイトのシンボルマーク

画像:長春寺のコウヤマキ 名称 長春寺のコウヤマキ
    (ちょうしゅんじのこうやまき)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 コウヤマキ
樹高 27m(注2)
目通り幹囲 4.1m(注2)
推定樹齢 440年(注3)
所在地の地名 長野県駒ヶ根市下平(しもだいら)
 〃 3次メッシュコード 5337−47−67
 〃 緯度・経度 北緯35度43分36.5秒
           東経137度57分35.8秒
駒ヶ根市指定天然記念物(2016年1月20日指定)
撮影年月日 2023年12月14日

注1)天然記念物指定名称は単に「コウヤマキ」
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)平成13年(2001)に駒ヶ根市景観保存樹木指定を受けたことを示す樹名板に「420年(推定)」とあったので、それから訪問時までの経過年数を加えた





 駒ヶ根市役所の東方約2.3km。天竜川右岸の河岸段丘下面、段丘崖を背にして天台宗東光山長春寺がある。
 寺伝によると、開創は鎌倉時代中期。当時の東光城主赤須為成が伝教大師7世法孫俊淵僧都に帰依して一寺を建立、その城名を山号に、祖先の赤須長春の名を寺号にしたのが始まりという。(郷土出版社「探訪・信州の古寺」より)
 左図のコウヤマキは本堂と客殿の間。スギの巨木たちに紛れて、遠目には分かり難い。
 当初の寺が織田軍に焼かれて灰燼に帰し、文禄2年(1593)に現在地に移転再建した際、記念樹としてこのコウヤマキが植えられたと伝えられているようだ。(「探訪・信州の古寺」および「信州の文化財検索」による)
 姿の美しいコウヤマキである。樹勢も良さそうだ。
 訪ねたのは初冬。遠く背にする中央アルプスの峰々の白雪が輝いていた。
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