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名称 長泉寺のオバケ栗 (ちょうせんじのおばけくり) 名称の典拠 現地の樹名碑(注1) 樹種 クリ 樹高 28m(注2) 目通り幹囲 5.9m(注2) 推定樹齢 350年(注2) 所在地の地名 福島県二本松市百目木字向町(注3) 〃 3次メッシュコード 5640−24−39 〃 緯度・経度 北緯37度32分02.1秒 東経140度37分06.5秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2007年4月15日 注1)平成12年(2000)3月30日に「福島県緑の文化財」指定を受けたのを契機に「いわしろ自然美術館」が設置した小さな石碑 注2)二本松市公式ホームページ中のサイト「いわしろの巨木・銘木」による 注3)2005年12月1日、二本松市に合併。旧行政区は安達郡岩代町 旧環境庁「日本の巨樹・巨木林」調査からは洩れた大クリである。上記のサイトを見るまで、こんなクリがあることを知らなかった。 曹洞宗長泉寺は、百目木(どうめき)中心集落の東端。 クリは、向かって右手に広がる墓地に立っている。 今までに私が見た大クリは、すべて背が低い。このクリの樹高には驚いた。 ところで、「オバケ栗」の名は、その巨大さもさることながら、お墓の間から斜めにニョキッと突っ立つ姿が無気味だからと言う。 写真ではわからないが、上部のくねくね曲がった枝振りも、確かにおどろおどろしい感じだ。暗い夜などは、近寄りがたい雰囲気が漂うことだろう。 近くには「ゆうれい杉」(目通り4.3m)もあるが、こちらはどうということのない普通のスギ。一応それなりの謂れもあるようだが、「オバケ」に呼応して名付けられたというのが真相ではなかろうか。 葉の無い季節ゆえよくわからないが、大クリの樹勢は悪くなさそうだ。ただ、着生した木や苔などは取り除いてやった方がいいのでなかろうか。 |
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