ページタイトル:帖佐八幡神社の大銀杏 当サイトのシンボルマーク

画像:帖佐八幡神社の大銀杏 名称 帖佐八幡神社の大銀杏
    (ちょうさはちまんじんじゃのおおいちょう)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 イチョウ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 5.5m(注2)
推定樹齢 700年(注3)
所在地の地名 鹿児島県姶良市鍋倉(注4)
 〃 3次メッシュコード 4730−45−90
 〃 緯度・経度 北緯31度45分07.3秒
           東経130度38分01.2秒
姶良市指定天然記念物(1963年9月指定)
撮影年月日 2018年3月25日

注1)1997年8月に旧姶良町教育委員会が設置。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注3)上記標柱側面の説明による
注4)2010年3月23日、姶良郡内の3町が合併して姶良市(あいらし)誕生。旧行政区は姶良郡姶良町





 別府川(べっぷがわ、びゅうがわ)左岸の帖佐小学校から北北東に約1.1km。標高100m強の山上に八幡神社が鎮座する。
 鹿児島県神社庁の神社紹介ページ及び境内の案内板や標柱の説明などを総合すると、弘安5年(1282)(神社庁の説明では弘安3年(1280))、山城国の善法寺別当権大僧都祐清の子、宮田(平山)了清が所司となって当地に赴任。ここに城を築いて平山城と名付けるとともに、石清水八幡の分霊を奉じて新正八幡宮と称した。これは、国分に鎮座していた正八幡宮(鹿児島神宮)に対して、新しい正八幡を名乗ったもの。
 およそ、そのようなことらしい。
 イチョウの推定樹齢が700年とされているのは、当否はともあれ、神社開創当時に植えられたと考えらているのだろう。
 なお、帖佐(ちょうさ)は、古い昔に起源を持つ当地の地名であり、現在でも、帖佐小学校をはじめ、駅や橋の名等、さまざまな場面でその名を目にすることが出来る。
ボタン:鹿児島県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る