ページタイトル:長命寺跡のもみ 当サイトのシンボル

画像:長命寺跡のもみ(幹と並ぶ)

画像:長命寺跡のもみ
名称 長命寺跡のもみ (ちょうめいじあとのもみ)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 モミ
樹高 38m(注2)
目通り幹囲 5.0m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 長野県松本市七嵐(注3)
 〃 3次メッシュコード 5438−30−60
 〃 緯度・経度 北緯36度18分38.6秒
           東経138度00分03.2秒
松本市指定天然記念物(2006年3月31日指定)(注4)
撮影年月日 2009年9月19日

注1)四賀村教育委員会が設置(設置年月不詳)。ただし、天然記念物指定名称は「長命寺跡のモミ」とカタカナ
注2)松本市の公式WEBサイト中の文化財一覧表より
注3)2005年4月1日、松本市に編入。旧行政区は東筑摩郡四賀村
注4)2002年1月に四賀村指定文化財となったあと、改めて松本市指定天然記念物となった





 錦部小学校の東を、新切集落に向かって進む。その少し手前、右手の山裾に、かつて長命寺があった。
 寺跡に行くには、畑の中を少し歩かなくてはならない。幸い、モミの頂部が見えたので、それを頼りに進んだ。
 寺は無くなったが、墓地としてはまだ現役で、苔生した五輪塔や卵塔の手前には、新しいお墓が混じる。
 モミの木は、墓地のなかほど。モミらしい直線的な樹形を保っている。周囲には古い石塔が多く並んでいる。ここではシンボル的な存在なのだ。
 ただ、残念ながら、データほど太くはないようだ。せいぜい4mというところだろうか。まだ若々しいので、さらに大きくなることを期待しよう。
 写真で、モミの右に見えるのはカツラ。ひこばえまで含めると、幹囲は、かえってこちらの方が大きいくらい。散った病葉(わくらば)が放つ独特の芳香が、モミのところまで漂っていた。
 
ボタン:長野県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る