ページタイトル:長寿樟 当サイトのシンボル

画像:長寿樟_1

画像:長寿樟_2
名称 長寿樟 (ちょうじゅくす)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 22m(注2)
目通り幹囲 6.5m(注2)
推定樹齢 900年(注3)
所在地の地名 三重県松阪市殿町
 〃 3次メッシュコード 5136−64−82
 〃 緯度・経度 北緯34度34分25.1秒
           東経136度31分31.5秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2009年10月12日

注1)設置者名・設置年月とも不詳(多分、松阪神社が設置)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注3)上記案内板による





 松阪神社は市街中心部、松阪城址の南に位置している。
 松阪神社ホームページによれば、その起源は、宇迦御魂神(うがのみたまのかみ。通称「お稲荷さん」)を祀り、意悲(おい)神社と称していた。天正16年(1588)、蒲生氏郷が松阪城を築城した際、武士の尊崇する誉田別命(ほむだわけのみこと。通称「八幡さま」)を合祀。さらに明治41年(1908)には、神社合祀令により、現在の氏子地域になっている町に散在していた17の神社を合併、33柱の神々を合祀した。その際、社号も松阪神社と改めた。
 樹齢900歳とされる御神木のクスノキは、この間の変化をじっと眺めてきたことになる。
 根元には大きな傷口が開いている。ここからも支幹が出ていたのではないだろうか。背後の地面には大きな穴が見える。鳥居の柱の跡だろうか。大枝についても、失われたものが多い。
 年月の間に傷みが目立ってきたが、幸いまだ樹勢は悪くなさそうだ。
 名の通りに、さらに長寿を重ねて欲しいものだ。
 
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