ページタイトル:大月のオハツキイチョウ 当サイトのシンボル

画像:大月のオハツキイチョウ(全景) 名称 大月のオハツキイチョウ
    (おおつきのおはつきいちょう)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチョウ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 5.7m(注2)
推定樹齢 450年(注3)
所在地の地名 徳島県三好市山城町大月(注4)
 〃 3次メッシュコード 5033−75−57
 〃 緯度・経度 北緯33度58分05.6秒
           東経133度42分48.7秒
徳島県指定天然記念物(1954年1月29日指定)
撮影年月日 2013年3月22日

注1)徳島県教育委員会と三好市教育委員会が連名で設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)上記案内板による
注4)2006年3月1日、三好郡内の4町2村が合併して三好市誕生。旧行政区は三好郡山城町





 吉野川支流の一つ銅山川左岸、山城町大月に、真言宗御室派瑠璃山医王院長福寺(るりざんいおういんちょうふくじ)がある。
 案内板によれば、天正年間(1573〜92)、白地城主大西覚養が大野より寺を移したのだという。門前に立つこのイチョウも、その時に植えられたと伝えられている。(上記の推定樹齢はこの伝承に基づくと思われる)
 イチョウは普通、葉とギンナンは、それぞれ別の柄(え)につく。ところが希れに、ギンナンの柄に小さな葉がつくことがある。それがオハツキイチョウ(お葉付き銀杏)である。
 また、普通は平面状であるはずの葉が、くるっと丸まって漏斗のような形になることがある。しばしばラッパイチョウと呼ばれる葉だ。
 このイチョウは、その両方の特徴を備えた、珍しいイチョウだとのことである。
 
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