|
|
|
名称 長源寺のいちょう (ちょうげんじのいちょう)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 イチョウ
樹高 38m(注2)
目通り幹囲 6.3m(注2)
推定樹齢 伝承412年(注3)
所在地の地名 福島県田村市大越町下大越字中ノ目(注4)
〃 3次メッシュコード 5640−04−89
〃 緯度・経度 北緯37度24分33.9秒
東経140度36分50.6秒
大越町指定天然記念物(1970年11月20日指定)(注5)
撮影年月日 2007年9月15日
注1)田村市教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)長源寺開基、大越城主安部仲光公が、文禄4年(1595)に当寺を建立した際に記念樹として植えたのがこのイチョウだと伝承されている。そこから計算すると、訪問時現在の樹齢はこうなる
注4)2005年3月1日、田村郡内5町村が合併して田村市誕生。旧行政区は田村郡大越町
注5)その後、改めて田村市天然記念物に指定された(2005年4月18日指定)
曹洞宗大鉄山長源寺山門の下に立つ大イチョウ。
長源寺は集落を見下ろす高台に建つため、逆に集落から見れば、イチョウを見上げるような感じになる。
春には淡い緑の新葉をつけた大イチョウが、夏を過ぎ、秋には金色に染まる。イチョウの様子を日々仰ぎ見ながら、季節を感じたことだろうと思われる。
そんなイチョウにいつまでも元気でいて欲しいと、昭和36年(1961)に、「長源寺いちょう保存会」が設立された。住民に愛されているイチョウなのである。
幸い、それから46年を経た訪問時も、樹勢は悪くなさそうだ。今年も見事な黄葉を見せてくれることだろう。 |
|