ページタイトル:千栗八幡宮のクスノキ 当サイトのシンボル

画像:千栗八幡宮のクスノキ

画像:千栗八幡宮のクスノキ(全景)
名称 千栗八幡宮のクスノキ
    (ちりくはちまんぐうのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 不明
目通り幹囲 5.5m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 佐賀県三養基郡みやき町白壁(注2)
 〃 3次メッシュコード 4930−73−98
 〃 緯度・経度 北緯33度19分53.3秒
           東経130度28分43.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2012年7月29日

注1)まったくの目分量
注2)2005年3月1日、三養基(みやき)郡内の3町が合併して「みやき町」誕生。旧行政区は三養基郡北茂安町





 筑後川の支流古川の右岸高台に千栗八幡宮が鎮座する。
 神亀元年(724)の創建と伝え、肥前国一宮を称するだけあって、なかなか立派な神社である。
 自動車で高台の上に出ることも出来るが、私は下から、真っ直ぐのびる146段の石段を上った。
 この石段は、1992年のバルセロナ五輪、柔道71kg級金メダリスト古賀俊彦氏が少年時代に毎日駆け上って身体を鍛えたという石段である。
 還暦を過ぎた私には、とてもそんな真似は出来ないが、当時の古賀少年に思いを馳せてみたかったのである。私の横を風のように駆け抜ける姿を想像しながら、ゆっくり一歩ずつ登った。
 実は、千栗八幡宮には、旧環境庁資料にある目通り5.8mのホルトノキに会いに来たのだ。しかし、どこにも見つからない。代わりに(?)このクスノキに出会うことができた。
 同資料には、目通り4.5mのクスノキも載っている。このクスのことだろうか。でも、少なめに見積もっても、目通り5.5mはありそうに見える。
 この樹冠の大きさで、20年間に1mも増えたとは考えにくいし、一体どういうことなのだろうか。
 いずれにしろ、予期せぬ出会いは嬉しいものだ。
 ホルトノキを見つけられなかった失望感も、いつの間にか薄らいでいた。
 
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