ページタイトル:千室神社のクスノキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:千室神社のクスノキ 名称 千室神社のクスノキ (ちむろじんじゃのくすのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 5.8m(注2)
推定樹齢 800年(注3)
所在地の地名 佐賀県嬉野市嬉野町不動山(注4)
 〃 3次メッシュコード 4929−57−15
 〃 緯度・経度 北緯33度05分55.7秒
           東経129度56分44.5秒
嬉野市指定天然記念物(1990年9月1日指定)
撮影年月日 2015年3月22日

注1)旧嬉野町教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注3)上記案内板による
注4)2006年1月1日、塩田町と嬉野町が合併して嬉野市誕生。旧行政区は藤津郡嬉野町





 国指定天然記念物「嬉野の大チャノキ」に向かう県道106号(嬉野川棚線)を塩田川の谷に沿って走る。千室神社は、その途中。県道の北100mほどのところに鎮座している。
 案内板によると、祭神は大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)。嬉野・吉田郷土誌に弘治元年(1555)建立とあるそうだが、この「建立」は神社創立の意味なのか、それともこの年に社殿が建築されたというのか、一体どちらなのだろう。いずれにしても、この頃にクスノキが植えられたとしても不思議ではないように思われる。(実際の樹齢は800年より若いのではなかろうか)
 弱った枝もあるが、素人目ながら、全体に樹勢は良さそうだ。
 県道からも、クスノキの姿がよく見える。
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