ページタイトル:須佐神社の大樟 ロゴ:人里の巨木たち

画像:須佐神社の大樟 名称 須佐神社の大樟 (すさじんじゃのおおぐす)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 9.2m(注2)
推定樹齢 伝承1200年(注2)
所在地の地名 福岡県豊前市下河内
 〃 3次メッシュコード 5031−20−67
 〃 緯度・経度 北緯33度33分40秒
           東経131度05分47秒
福岡県指定天然記念物(1956年7月28日指定)
撮影年月日 2015年3月16日

注1)豊前市教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)豊前市の公式ウェブ・サイトの一つ「豊前市の文化財」による





 岩岳川(いわたけがわ)左岸、県道32号(犀川豊前線)の南に須佐神社が鎮座する。
 仁寿2年(852)、羽筈山吉武(はつやまよしたけ?)がこの地に八幡神社を建立。(その後?)疫病が流行した際に、現行橋市の今井津須佐神社より祇園社(ぎおんしゃ)を勧請したという。(案内板より)
 祭神を素盞嗚尊(すさのおのみこと)とし、社号を須佐神社と称するようになったのは、明治の廃仏毀釈に関連してのことと思われる。
 境内に立つクスノキが素晴らしい。
 根元付近で大きな曲線を描き、優雅に、かつ力強く根を広げる姿はクスノキ独特のものである。(稀にスギに見られることもあるが)
 失った大枝も多いが、大枝が失われて開いた空間にその後伸びたと思われる枝も多く、まとまった大きな樹冠を形成している。堂々たる大クスだ。
 上記の羽筈山吉武が植えたと伝承されている。
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