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名称 武左衛門大いちょう (ぶざえもんおおいちょう)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチョウ
樹高 35m(注2)
目通り幹囲 6.8m(注3)
推定樹齢 460年(注2)
所在地の地名 愛媛県北宇和郡鬼北町上大野(注4)
〃 3次メッシュコード 4932−76−83
〃 緯度・経度 北緯33度19分18.8秒
東経132度47分47.5秒
鬼北町指定天然記念物(1980年11月5日指定)
撮影年月日 2013年5月14日
注1)2006年1月に鬼北町教育委員会が設置。なお天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)上記案内板による
注3)堀博士の銀杏データによる
注4)2005年1月1日、北宇和郡内の1町1村が合併して鬼北町誕生。旧行政区は北宇和郡日吉村
2012年3月で閉校となった北宇和高校日吉分校の近くで、広見川が大きく蛇行し、向きを90度変える。その弧の内側に、長さ約500m、麓との標高差80mほどの細長い尾根がまっすぐ突き出している。
武左衛門大いちょうが立つ瑞林寺跡は、尾根の西麓。集落より一段高い。周囲に視界を遮る物がないので、広見川の対岸を走る国道320号からも、容易にイチョウの姿を認めることが出来る。(脇見運転注意)
詳細は省略するが、武左衛門というのは、吉田騒動と呼ばれる百姓一揆の頭領の名。一揆は成功したが、武左衛門は捕らえられ斬首された。
亡骸を埋葬した寺が、ここにあった瑞林寺である。その後、寺は無くなってしまったが、義民武左衛門の名声は、村を見守るように堂々と立つこのイチョウと同化して、「武左衛門大いちょう」と呼ばれるようになったらしい。
根元には、武左衛門の墓もある。 |
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