ページタイトル:仏通寺のスギ 当サイトのシンボル

画像:仏通寺のスギ(幹と並ぶ) 名称 仏通寺のスギ (ぶっつうじのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 33m(注1)
目通り幹囲 5.9m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 広島県三原市高坂町許山
 〃 3次メッシュコード 5133−50−42
 〃 緯度・経度 北緯34度27分16.3秒
           東経133度01分35.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2017年3月25日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による





 環境省巨樹データベースに、臨済宗の名刹御許山仏通寺から幹囲5.9mの大杉が登録されている。
 仏通寺の境内は広い。参詣者が立ち入ることが出来ない場所もあり、また山中に分け入ったわけでもないので確かなことは言えないが、左図の個体が最も大きいように思われた。
 このスギを5.9mの個体に比定してみたのだが、しかし、疑問も無いわけではない。
 このスギは、開山堂に至る含暉坂(がんきざか)の途中に立ち、立地面の高低差が大きい。低地側の地表面で測れば5.9mくらいはあるのかも知れないが、環境省の測定要項通り高地側で測ると、数値はもっと小さそうだ。同データベースで二番手とされている4.7mの個体である可能性がある。
 実は境内図に、「千年杉」が記されている。図では、塔見橋の近く、延寿堂の前に立つはずなのだが、該当しそうな大スギは見当たらなかった。もう失われてしまったのである。
 失われたのがいつなのか。もしも、近年になってから失われたのであれば、この「千年杉」が5.9mだった可能性が大きい。
 写真のスギは、やはり二番手のスギだったのだろうか。
ボタン:広島県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る