仏通寺の境内は広い
第二駐車場に車を置き、
奥に向かって歩く
山門の手前に屋根付きの橋があり、
「巨蟒橋(きょもうきょう)」と名付けられている
「蟒」とは、おろち、うわばみのこと
屋根付きの橋は、その正面に立つと、
(想像力で壁を補えば)四角いチューブのように見える
橋を渡ることは、大蛇の体内に入ること
この先に、今までの自分はない
ここから出るときは
生まれ変わって出てくることになる
そのような意味かと思ったら、
どうもそうではないらしい
仏通寺の公式サイトによると、
橋を渡る者には一切の俗塵を捨て去ることが必要とされ、
それを守らぬ不心得者が渡ろうとすると
どこからともなく大蛇が現れて威嚇したのだという
巨蟒橋の先にある仏殿
さて、イヌマキであるが、少し戻って
巨蟒橋を渡る手前、
向かって左に立っている
このような樹形のため、胸高幹囲より目通り幹囲の方が大きく、
それより上では、もっと太い
従って、前に立つと、数値データ以上の大きさを感じる
(2017年3月25日撮影)